過疎化農村の地域おこし協力隊応募ゼロ 当然の話だろ?
和歌山の過疎化農村で地域おこしをするため、地域おこし協力隊を募集したところ応募がゼロ・・それどころか問い合わせすらないというマヌケな話が話題になっている。俺から言わせれば応募があると思ってるほうがどうかしているけど・・何がおかしいって全てがおかしいのが理解できていない。報酬や雇用期間、募集年齢など全てが人が舐めている。
・募集するのは20~35歳の1~2人。
・非常勤特別職として、主に観光協会の仕事をする。
・村に居住し、パソコンの基本操作ができることが条件。
・報酬は月額16万6000円。
・雇用期間は採用日から来年3月31日まで。(3年の延長は可能)
・村民と仲良くして、ずっと暮らしてもらえればうれしい
何がやりたいんだこの自治体は。
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報酬月額16万で地域を興せとか世の中なめてるのか
この月額報酬16万円が手取りなのか総支給なのかは知らないしどうでもいい。どちらであろうと月収16万円=年収200万円以下だぞ??頭がおかしいのか?年収200万円以下ってバイトかよ。募集年齢みるとこれまた驚きなのだが、その年収でこれからの若者を使おうとする根性がまた気に入らない。20~35歳ってこれからの新卒カード使うかもしれない年代だしこれからの日本を背負っていく世代でもあるわけだ。それを本採用でもなんでもなく期間限定の社員で時間を無駄にさせようとする事自体が間違ってる。
これが本採用で期間の定め無し、住居光熱費無償、車両貸与、年収500万、ここまでやってやっと土俵に上がれるわ。そのような若者優遇措置を始めてやっと移住したい人が現れるんだよ。糞条件で一体誰が応募するんだって話だし、未来ある若者がこんな糞条件で雇われちゃダメだ。
ところで、役所には観光を担う課があるはずなのだがこいつらは一体何をしてるんだ?当然、非正規の地域おこし協力隊より高給だろうしさぞかし大層なスキルがあるのだろう。その割には地域を興せていないようだが無能なのだろうか?本当に月収16万以上もらう価値があるのだろうか?
本当は必要ない地域おこし協力隊
地域おこし協力隊 : 地域おこし協力隊と地域が共鳴し、感動を共にできる地域。きっとそんな地域はいつまでも元気なんだと思います
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地域おこし協力隊などという糞制度で人を騙す前に、私共は困っているのでどうか助けてくださいお金がないのでボランティアでお願いしますと懇願したほうがまだ可愛げがあるってもんだ。というか何故この値段で若者を呼びつけているのかというと給付金の問題で予算200万まで管轄省庁が補助金を出してくれるから。それ以上は地方自治体の負担になるからワザとこの200万に収まるような年収設定になっている。本当は地方自治体も負担してこれ以上の報酬を地域おこし協力隊に支払えるのだが、地方も負担したくないからこれをやらない。つまり本当は国がそういう方針だから仕方なくやっているだけでほとんどの地方自治体は別に地域おこしなど望んでないのだ。
地方は過疎化して人口が減っても近隣の市町村と結局合併するから関係ない。困るのは地域の老人だけだしその人たちもいずれ死を迎える。そうすれば不便なところは自然淘汰されていくし淘汰されても本当は誰も困らない。本気になってこういう問題に取り組まない姿勢がチラチラ見えるのは将来がわかってるからだ。
簡単に言えばどの地方自治体も糞以下な募集要項しか出してない理由は別に地域おこし協力隊など必要ないからだってこと。本気でこれが過疎化対策だって思ってるなら現実を見れないこの姿勢こそ過疎化の原因なのではって思う。
上から目線の求人内容が人を馬鹿にしてる証拠
どこの地方自治体もそうだが、求人内容が上から目線でクソ以下。安月給に過剰なまでの年齢制限、その上地域を興せという糞内容。これが人を馬鹿にしているのではないというのならなんなのであろうか。こんな糞条件に応募しない若者は非常に優秀だと思う。こんな糞条件に乗ってはいけないし役人しか得をしない糞制度は廃止にすべきだ。
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